会社の事業目的の変更について

事業目的の変更のお客様は、だいたい許認可を取得する、元々考えていなかった事業を始めるなどが多いです。

 

目的の変更は、定款の変更、そして変更登記という順番になります。

 

定款の変更は、株式会社では株主総会を行い3分の2の承認を得る、合同会社では社員すべてに同意を得るということが必要です。

 

この事業目的を追加、削除、変更などをする時に、追加したい目的だけではなく、その目的の事業に付随しそうな目的も追加した方が良いです。

<例>

1、古物商

リサイクルショップや遺品整理業などをする場合です。

お客様から買取品を引き取りします。

そのお客様が法人で、いっしょに捨てる別の物も持って行ってほしいなどの話は良くあります。

この場合、品物にもよりますが、法人からの捨てるものは産業廃棄物になるものがあり、この捨てるものを車で輸送する場合、「産業廃棄物収集運搬業許可」が必要になります。

この許可は、事業目的に「産業廃棄物の処理、運搬、収集業」というような目的が必要です。

2、建設業

何かを解体して、建築、内装などする時に、廃材が発生します。

発注者から仕事を請け負う条件として廃棄することになります。

これも、「産業廃棄物収集運搬業許可」が必要になります。

 

その他、考えられることは多々ございます。

派生する目的を考えて、目的の変更をしてください。

 

 

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