会社名（商号）の変更について

会社名（商号）を変更するということは、結構ございます。

会社名よりブランド名やサービス名が有名になりブランド名もしくはサービス名を社名にする、合併したことで社名を新たにするなどいろいろな理由で、社名変更をされています。

＜例＞

福武書店　→　ベネッセコーポレーション

松下電器産業　→　パナソニック

日本警備保障　→　セコム

有限会社コイン　→　クックパッド株式会社

ＮＨＮ Ｊａｐａｎ　→　ＬＩＮＥ

早川電機工業　→　シャープ

東京通信工業　 → 　ソニー

山梨シルクセンター　→　サンリオ

春日無線電機商会　→　ケンウッド

小西六写真工業　→　コニカミノルタ

会社名（商号）を変更し、変更登記をする手続きは、大変ではありません。

①株主総会決議

②変更登記（登録印鑑の変更も含む）

手続きはこの手順です。

しかし、会社名（商号）を変えると変更の届出、いろんなところへの周知が大変です。

いっぱいありますが代表的なところを書きます。

①管轄税務署、都道府県税事務所、市町村税事務所へ届出

②年金事務所、労働保険関係の届出

③金融機関などへの届出

④取引先などへの案内

⑤名刺、封筒など印刷物の作り直し

⑥看板、広告物の変更

⑦電話関係、郵便局、宅急便などへの連絡

細かいことを挙げるとキリがないと思います。

このように会社名が使われているところ全てを変更することになります。

会社名を変更する時は、まずかかる費用も概算で出し、会社名の変更のメリットと費用対効果を検討した上で、行ってください。

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